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都会の人と田舎の人の違い

以前、渋谷のパスタ屋で家族3人で食事をしていたときのことです。

高校1年生くらいの男女7、8人くらいが入店してきました。そして、すごく慣れた感じでリーダーっぽい男の子が「予約した渡辺(仮)ですが」と店員に伝えて、みんな、普通の雰囲気でそれぞれが席につき、メニューを見ながら「俺、カルボナーラにしよう」とか「この夏野菜のパスタ美味しそうじゃない」とか普通に話し合って、最後に「みんな決まった?」と渡辺くんが聞いて、そしてウエイターを呼び、それぞれが注文をしたんです。

予約したレストランにいることに、みんな全然「特別感」があるわけでもなく、そういう場所でよくいがちな「俺、牛丼つゆだく!」とかふざける子がいるわけでもなく、別にマクドナルドや学食と同じような感覚でふるまったんです。

ああ、都会っ子ってこういうことなんだよなあ、とつくづく思いました。

僕は18歳まで四国の徳島というところの、それも中心部の市街地ではなく、畑や田んぼがたくさんある本当の田舎で育ったので、「ああ、こういうことだったんだ」と思いました。

都会の人と田舎の人の何が違うかって、「お店の使い方」が一番違うんですよね。